「はじまり」の色 ~色の記憶①~

こんにちは。

カラーセラピスト咲凛(えみり)です。

 

私、咲凛の色にまつわる体験談から、色の持つ意味や力をわかりやすく解説するシリーズ~。

初回は「はじまり」を表す色『白』についてのお話です。

 

 

 

もう10年以上前のことではあるのですが、新しい仕事に就いたばかりのときのこと。

あるとき自分が使っている小物類を何気なく見ていて、ふと気付いたんです。

あれ?白ばっかり…

 

 

初めて挑む職種で、有名なスポーツメーカー(のイレギュラー採用)の仕事。

新しい環境で、これから頑張るぞ!と緊張しつつ思っていたときでした。

 

白いデジカメ(仕事で使うので新調)、白い携帯電話(たしか機種変更したばかり)、白いカバーのスケジュール帳。。。

もともと白は好きな色でもあったけれど、こうして1か所に集めてみると、改めて白の気分だったんだなあと…。

白で揃えようと思っていたわけではなく、たまたま白ばっかりだったんです。まだ色を学ぶ前(直前くらい)だったけれど、写真に残していたということは、当時の私もおもしろいと思ったんでしょうね。

 

白には「心機一転」「スタート」という意味があるので、まさに!という感じ。(真っ白は緊張状態を表す色でもあります。)

こんなふうに、気付いたら同じ色のものばかりというのは、そのときの状況や感情を表す典型的な例です。

 

あと、わかりやすい&よくあるのは、クローゼットの中に同じ色の服が多く並んでいるとか、最近同じような色の服ばかり選んで着ているとか。

私は過去に、茶色の服が多かった時期と、黄緑の服が多かった時期がありました。

茶色が多かったのは、短大卒業前後で、やりたいことがわからなくて就職が全然決まらなかったとき。きっと不安でモヤモヤして、落ち着きたかったんだろうなあ。

黄緑色を好んで着ていたのは、新しい挑戦をしていたとき。20代前半は、女優を目指して養成所でレッスンを受けていました。

当時は色の意味なんて知らなかったし、ただ欲しいと思う色を身に着けていただけですが…。今思えば、状況と選んでいた色の意味がちゃんと一致します。

 

この2色には、また別の機会に触れるとして…話を白に戻しますね。

白は、環境を変えたいときやリフレッシュしたいときに役に立ってくれる色です。

でも、特定の色を選びたくなるのは、前向きなときだけではありません。

人生、「全部なかったことにしたい!」「白紙に戻したい!」「リセットボタンを連打したい!」と思うような瞬間だって何度となくありますよね。そんなとき、人は無意識に白に目が行ったり、白を手に取ったりするものなんです。

いろんなことがありすぎて、何が何だかわからなくなってしまったり、考えがまとまらなくて発狂しそう!なんていうときは、白いものを眺めて一度心の中でリセットボタンを押すことをお勧めします。

 

あ~、スッキリした~♪

 

私の住む北海道は、冬が長くて、5ヶ月間くらい雪のある環境で過ごします⛄

気持ちをリフレッシュしたいときは、外を見れば真っ白い雪がいっぱい♡

…とはいえ、常に同じ色ばかりに囲まれていると、その色の影響を受けすぎてマイナスに傾くことも。

何でも、過ぎたるは及ばざるがごとしですね。

白は心が洗われるような浄化の色であると同時に、喪失感の色でもあります。

綺麗な雪景色で気分がスッキリすることもあれば、寂しい気持ちを増幅させることもあるでしょう。

もう白は充分!と思ったら、違う色に目を向けてくださいね。

 

『白』に関しては、こちらのページもぜひ参考にしてくださいね♪

 

雪とスノーマン

 

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