こんにちは。
カラーセラピスト咲凛(えみり)です。
私、咲凛の色にまつわる体験談から、色の持つ意味や力をわかりやすく解説するシリーズ第二弾。
かなり久しぶりになってしまいましたが…💦
今回は『赤』のお話です。
以前、派遣で事務のお仕事をしていたときのこと。
外部の方からお菓子をいただくことも多く、その日は2種類の菓子折りがありました。
普段は大抵フレーバーを重視して選ぶのですが、このときは…
1つ目は、何となく赤いパッケージのお菓子を選びました。(ストロベリー味だったかな?)
もう1つは、「あ、このフレーバーがいいかな♡」というのがあったのですが、私の中から「あか、あか」と声がします。
え?
「赤!赤!」
結局手に取ったのは、最初に選ぼうと思ったのとは別の赤い袋。
お菓子を選ぶのに、こんなに心の声が主張してくることも珍しいのですが…💦
確かにこの時期の私は「赤の時期」だったんです。
赤はもともと、「燃え盛る炎」だったり、あたり一面を染め尽くす「夕日の太陽」、戦いで流される「血」の色。
そこから転じて、「やる気」や「情熱」、「影響力」、「闘争心」を表すようになりました。
あと、物欲や金銭欲、性欲なんかも赤です。この「欲」があるから、人間は頑張れるわけですね。
現実を見て、地に足のついた状態で歩んでいく、生きていく上での基礎となる生命力の色が赤なのです。
赤がプラスに作用しているときはいいけれど、マイナスに傾いている場合は…
頑張り過ぎて疲弊していたり、イライラ落ち着かない、責任感に押しつぶされそう、執着し過ぎ…なんていうことも。
このとき私は新しい学びの最中で、やる気に満ち溢れていたので…前向きな赤の方(笑)
でも実は、赤は私にいちばん足りない色だと思っていて。
正直、もともとあまり好きな色ではありませんでした。
色を学んでから、どうしてだろう?と思って考えてみたのですが…
赤は、昔狩りや戦争で(赤い)血を流すのが男性だったことから男性性を表す色でもあって、父親と関係の深い色です。私はいつの頃からか、父に対して苦手意識を持っていました。
表立って関係に問題があるというわけではないのですが、“常に自分が正しい” 父に反発する気持ちや、子どもの頃もっと遊んで欲しかった思い、怒る父への恐怖心など…そういうものが積み重なっていたのではないか?という結論に達して、納得したんです。
(ちなみに、「反発」「欲求不満」「恐怖心」も赤のキーワードです☆)
その後、思っていたことを少しは伝えられる機会があって、ちょっとスッキリしたかなと思っています。(今でもまあ、いろいろありますが…笑)
その前に、パーソナルカラー(似合う色診断)で鮮やかな赤が似合う色だと知ってから、ファッションなどに赤を取り入れるようにはなっていたのですけどね(←単純)。
好きな色だけではなく、苦手な色にもその理由があります。
それを紐解いていくことで、気持ちが楽になることもあるんだなあと身をもって感じた出来事でした。
赤は、生命の源の色であり、生きていくために必要な活力の色。
もうひと頑張りしたいときのパワーチャージや、体を温めたいときなどにも役に立ってくれますよ。(異性を誘惑したいときにもね♡)
嫌わずに、有効活用できるに越したことはないですよね♪
『赤』については、こちらのページもぜひご覧ください☆
コメント