こんにちは。
カラーセラピスト咲凛(えみり)です。
私、小さい頃は調べ物が好きな子で、子ども用百科事典とか図鑑なんかもよく見ていました。
今でも、「え、何それ??」っていうことがあると、すぐ調べちゃう。最近は手元であっという間に情報が得られてしまうから、とっても便利ですよね。(その分危険もあるけれど。実際大失敗もしたし。)
色の世界はものすごく深くて、どれだけ学んでも足りないと感じるくらい。色に限らず、情報はどんどん更新されていくから、これまでに学んで信じてきたことでも、場合によっては別の説があって驚いたりすることもあるもので…。講座を作るときなんかは特に、いろいろ調べながら作業を進めていきます。
ネットで何かを調べようとすると、検索ワードの候補が出てきますよね。
そこに現れるんですよ。こんな言葉が。
「カラーセラピー 当たる」「カラーセラピー 当たらない」「カラーセラピー 胡散臭い」
別に、腹が立つとか、反論しようというつもりはないの。捉え方は人それぞれだし、「心」とか「潜在意識」という目に見えないものを扱うので、胡散臭いと思う人がいたってむしろ自然なこと。
ここからはそれを踏まえたうえで、私の考えを書いていきますね。
カラーセラピーは当たる?当たらない?
ここでまずタイトルの答えを言うと、カラーセラピーは占いではありません。似ている部分もありますが、厳密には違うものです。
なので、そもそも「当たる」とか「当たらない」というものではないのです。でも、選んだ色のキーワードが自分の状況に当てはまっていると感じれば、「当たってる~!」となるのはわかりますし、私自身「う~ん、当たってるわ~」と思うことがあるのも事実(笑)
じゃあ、どう違うの?というと…
占いは、占い師さんに答えやアドバイスを与えてもらうもので、カラーセラピーは、自分の中にある答えを、色を通して可視化・認識するもの、セラピストはその色の言葉を通訳してクライアントに伝える人…という感じでしょうか。
主体となるのが、占いは占い師の側で、カラーセラピーはセラピストではなくクライアントの方になります。
カラーセラピストの役割は、クライアントが選んだ色のキーワードから質問を投げかけ、少しずつその方の心の深い部分に一緒に降りていき、本当の想いに気付くお手伝いをすること。
「この色の意味はこうだから、あなたはこうでこうでこうなんです!」と決めつけて断言するものではありません。
人はみんな、解決したい問題があるとき、気付いているいないに関わらず、自分の中に答えを持っているものです。
例えば、こんなことはありませんか?
友達に相談したいことがあると言われ、聞いてアドバイスをした。そうしたら、なぜか不服そうな顔をされた。または「でも私はこう思うんだよね」と反論された。
え、もう答え決まってるんじゃん!相談する必要あったの?…みたいな。
ただ、その “答え” が、そのとき置かれている環境や人間関係、その他いろんな要因が絡んで考え過ぎてしまってわからなくなっていたり。本心からのものではなく、表面的なものになっていたりして、なんだかしっくりこなかったり。
本当はとってもシンプルなことなのに、あえて難しくしてしまうのが人間なのかなあって思います。もちろん私も含めて。
色は心を映す鏡ともいわれます。だから、思考を通さずに直感で選んだ色の意味が、そのときの自分に当てはまっているから「当たる」と感じるわけです。(カラーセラピーでは、好きな色や嫌いな色ではなく、そのとき “気になる色”(なんとなく目がいく色)を選んでもらいます。)
では…「当たらない」と思った場合はどうなのか。
本やネット上の簡易診断ではなく、実際にセラピストからセラピーを受けてそう感じたのだとすれば、セラピストの実力不足によるところが大きいのかなあ…と思います。もちろん一概にそうとは言い切れませんが。
セラピストの知識不足もあるかもしれないし、コミュニケーションがうまくいっていなかった可能性も考えられますし…。あとは、人対人ですから、相性もあるのかなと思います。
実際に会ってみないと本当のところはわからないかもしれませんが、SNSやブログなどでの発信を見て、相性の良さそうなセラピストを探すのも良いと思いますよ。
また、カラーセラピーはたいていの場合複数の色の組み合わせも見ていきますので、本やネット上の万人向けのものでは、「なんか違う」ということもあると思います。それで「当たらない」と判断されてしまうのだとすればちょっと悲しい…。
実際のカラーセラピーでは、コミュニケーションをとりながら質問を重ねていくことで、自分一人では到達するのが難しい深層心理にある答えを引き出していきます。普段は意識に上ってこない(から気付けない)ことを、色を通して客観視するものでもあるので、クライアント自身の素直さも大切なのかもしれません。(セラピストに言われたことをすべて受け入れてくださいというのではなく、ご自身の感じたことに素直になって欲しいという意味です。念のため。)
カラーセラピーは胡散臭い??
さて、「胡散臭い」の件ですが…
改めて調べてみると、「怪しい」「詐欺」「宗教」などのキーワードも。実際に詐欺の手口としてカラーセラピーが使われた事例があるようですね。まあ!なんてこと!
カラーセラピーは、まだまだどんなものか知らない方も多いので、怪しく思う方がいるのも無理はないですし、宗教自体は悪いものではないと思いますが…。犯罪に使うのは本当にやめていただきたい。
カラーセラピーには、カウンセリングに近いものからスピリチュアル寄りのものまで、いろいろな手法があります。また、最近は1日で簡単に資格が取れるものもあるので、本人が理解や経験を深めないままセラピストとして活動を始めてしまうということもあると思います。
セラピストのスキル不足や、セラピーの仕方、コミュニケーションのとり方が原因で怪しさを感じさせてしまうことがあるのは否定できません。初めて受けたカラーセラピーが自分に合わないものだったら、マイナスの印象を持たれてしまうのも仕方がないのかもしれません。
でも、誤解されたまま、カラーセラピーを避けられてしまうのは不本意過ぎる~(泣)
カラーセラピーを受けるきっかけは軽い気持ちでもまったく構いませんが、カラーセラピーの種類や相性の良さそうなセラピストの下調べはしてもらった方が良いかもしれませんね。
あと、カラーセラピーは「100%受け身」の方にはお勧めしません。先程も書いたように、答えは自分の中にあります。というより、自分の中にしかありません。「誰かにどうにかしてもらおう」ではなく、「誰かの力を借りてでも、自分の人生をより良くしていこう」という姿勢のある方に受けていただきたいなというのが本音です。
欧米では、セラピーやカウンセリングは日常的に行われていますが、日本ではまだまだ、何か問題を抱えている人が受けるものという認識が強いのかなとも思います。
もっと気軽に、行きつけの飲食店のように、カラーセラピストとも接してもらえるようになったらいいな。そこに近付くように活動していきたいと思っていますので、共感していただけたら嬉しいです♡
最後に、同じ「占いではない」つながりで、私が気になっている方をちょっとご紹介☆
お世話になっている方のご縁で、ホームページの一部をリライトさせていただいた『濱崎祥艶(はまさき しょうえん』さん。熊本で霊視カウンセリングをされている方で、「不幸を言い当てるのではなくご本人のご希望を叶える、将来的なアドバイスをお伝えする」のが濱崎さん流とのこと。
龍神様の声を聞いて、人生相談や恋愛相談、人間関係、店舗や会社経営など様々なご相談に対応してくださるそうですよ。体験談もたくさん掲載されていますので、気になる方はぜひ濱崎さんのホームページを覗いてみてくださいね。
私も恋愛相談してみようかなあ…
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